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輪廻
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作詞 中村嘉希 |
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殺伐の戯れる世に縋り
理想論唱えてみても誠実さは生まれない
枯れ逝く定めの薔薇を見つめ
永久を託してみても死を予兆してしまう
素晴らしき景色に溶け込む自然の美が一句と告げる
輪廻のように纏い付く
まるで獣、見つめる瞳に光は無い
愚鈍な欲に身も心も躍らされて
残したはずの足跡は風に掻き消され
帰る場所を失った
ガラス玉に刻んだ刻印は時を重ね
剥がれ落ちていった
変わらぬ思いを抱いて駆けて行く
視界の効かぬ奈落の果てへ
唐墨に染まり、発作に魘されても
素晴らしき景色に溶け込む自然の美が一句と告げる
輪廻のように纏い付く
まるで獣、見つめる瞳に光は無い
愚鈍な欲に身も心も踊らされて
止められぬ、亡骸となっても
矛盾した世の中で
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