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湖に浮ぶ花
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作詞 5LOW |
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涼しい風が頬を撫でた
夏の始まりに僕は出会う
とても大切なもの・・・恋
そうたぶん・・・恋
そして君
くぐり抜ける暗闇や
先導する妙な光や
追いかけてくる感情の波が
探している宝物に辿るから
湖に浮ぶよく見えない何か
夜が明けたら見えるのかなぁ
でも今は暗くて恐いから
とりあえず岸辺を歩こうか
ずっと目から離れられない
目を背けられないんだ
湖の中心の何かが
世界の中心になってしまった
もう何も手に付かず
ただただ僕は見つめてる
ただただ僕は待っている
日が昇り朝が来るのを
周りがだんだん明るくなって
その存在を確かめられた
湖に浮ぶ花が笑っていると
もうその虜になるしかないんだ
早くその花を摘みたくて
僕は足を踏み入れた
泳げないと知りながら
湖に浮ぶ花は・・・
その根がずっと深くまで伸びていて
引っ張っても抜けなくて
自分のものにもできなくて
湖に浮ぶ花が・・・
笑っているように見えたのは・・・
それが気のせいだと思えた時には・・・
夏はもう終わっていた
水中から屈折した世界を仰ぎ見る
今となっては遠すぎて
夢さえも見えなかった
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