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砂漠と水
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作詞 誠羅 |
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それは晴れの日
暑いくらいの。
君は僕の話を聞いてくれた。
「急にどうしたの?」
黄色い花が背伸びしてこっちを見てる。
がんばれ、と背中を押してくれる。
僕は言った。
言ってやった。
本当の『キモチ』ってやつを。
砂漠に水が入った。
水で満ちた。
そこで水に映る
明るすぎる太陽。
それは、雨の日
肌寒いくらいの。
君は僕に言ったんだ。
「 」
あの黄色い花は閉じていた。
見ちゃだめ、と花びら(羽)で顔を隠し。
僕は泣いた。
久しぶりに。
本当の『気持ち』ってやつか?
砂漠が海になって
そこに生まれる。
新しい太陽
暑いくらいの。
明日は晴れるな。きっと。
ここにある、大きなひまわりのように。
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