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望洋台
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作詞 ライト |
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坂の終わりに振り返る 海はぽっかり口を広げて 藍色に輝いている
二人で自転車(チャリ)を押しながら よくここの展望台で遊んだよね
猛暑の中 展望台からは この世のものとは思えない自然が広がる
間近に迫る深い森 遠く石狩を望む日本海 入道雲さえ包み込む眩しい日光(ひかり)
ぼくらは今日もここで遊ぶ 子供という終わりを知らない期間に
すでに消えつつあるあの深い森 色とりどりの屋根が人の存在を示す
二人で何度も遊んだ あの展望台ももう消えている
猛暑の中 コンクリは熱く 陽炎を見せ 水は無となる
間近に迫る高速道路 近く札幌を望む平野 雨雲が攻め込む涼しい積丹
ぼくらはここで遊べない 大人という終わりを知ったのだから
己は己の道を行く そして交わることはない
だが願うなら 叶えてくれるなら また君と一緒に遊びたい
あの坂の向こうの展望台で・・・
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