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生を受けたということ
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作詞 ara |
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生を受けたということは誰だって少しはうれしいはずだろう
例えば常に死と隣り合わせの生活を一生強制されたとしても
昔この地で悲惨な戦争がありました
悲しくなった怖くなったそしてかわいそうでした
でもこの後メシどうするか迷ってるから
この話は少しおいておくことにしよう
だってしょうがないだろ?
僕は生まれる前もことなんて知らないし
それより自分に餌をやることのほうが
現実的にも将来的にも妥当じゃないの?
すこし足を伸ばして渋谷の町を暇つぶしにぶらつく
曲を試聴してマックを食べてやりたいように独りでやって過ごした
ただそこには生きてる実感も感動もケータイを通してじゃないと伝わらなかった
生を受けたということ恋人友達家族が必要なのは知ってる
好きに生きて食って食べて食べて食して独りだと食欲にしか頭が回らない
今日もポケットにはネットで買ったいかついラジオが一つ
夕日にたそがれ恋愛体験談で独り盛り上がる帰り道
人は僕を病気で哀れな子と言うだろう
確かに僕は人より痛い目にあってるかも
でも裏では心が弱くてちっちぇー野郎だといってんだろ
いつまでたっても恋人もいない子供っぽいやつだなんてもう認めてるよ
結局僕は生きてる意味なんて知りたいとは思ってない
でもどんどん近ずく死という終わりには一人前の恐怖感を感じている
やっぱり今はやりたいことが何なのか全然わからなくて混乱していて
とりあえずギターを片手に自分に都合のいい世界をぼやく毎日
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