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壁越え
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作詞 けい。 |
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この足元が崩れないと 信じられなくて
恐る恐る進む毎日
気付けば立ちはだかるのは 巨大な壁
囲まれて もう 何処にも行けない
むしろそうなって欲しかった
無理に壁を越えた先
待っていたのは望んだ世界じゃなく
目映い光 群集 その中の孤独
壁の中は良かったな
今 後ろ振り向いて思う
一人だったけど 一人だからこそ
あの頃は良かったよ
誰も愛さなくて良かった だから愛されようなんて思わなかった
言葉を交わさなくて良かった だから傷付かずに済んだ
触れたいと思う腕なんか無かった
だから孤独の意味も知らなかった
人の痛み、今なら厭って程解る
壁の向こうから聞こえた声は 今でも愛しいよ
モノクロの世界で唯一輝いた空のよう
君が笑う
痛い現実って奴が 私を 君を 誰かを 毎日少しずつ傷付ける
でもその声に力を貰って頑張れる
疲れたらその肩を貸して
知った
カラフルな世界
きっと 幸せ
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