|
|
|
無題
|
作詞 光黎159 |
|
あなたが好きです。
この言葉が伝えられたとしても、
あなたは本気でとらえないでしょう。
あなたを見るたびあたしは辛くなります。
世界が違うを思い知らされる
前よりもやつれている気がして
心配になるのです…。
あなたはもう何度
あたしの夢に現れているのでしょう。
あたしがあなたを想っている証なのです。
でも、あくまでも夢の中
目が覚めると涙が頬を伝います。
あなたの名前を聞くだけで
あたしの胸が高鳴ります。
あたし以外にその名を呼ばないで。
独占欲も高くなります。
あなたの歌を聞くたびに
心があたたかくなります、
哀しくなります。
その歌は誰に向けられているのか
考えてしまうのです。
もちろん自分に向けられているわけありません。
あなたにとって大切な
ただ一人のために歌っているのでしょう
あなたが幸福ならそれでいい。
他の人と一緒でも……
あたしはそう思えるほど
イイ子ではありません。
あなたに愛されたいと願う
ワルイ子なのです
あなたの声を聞くたびに
切なくなります。
その声であたしを呼んで。
あたしの名だけを囁いて。
こんなに辛いのなら
いっそ嫌いになろうかと、
そう思ってみたけど
嫌いにはなれませんでした
嫌いになれれば楽なのに…。
|
|
|