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約束
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| 作詞 テニスde王女サマ |
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小学１年の時
家の近くの
公園で
独りで遊ぶ男のコを
見つけた
砂場で遊ぶ男のコに
声かけた
「一緒に遊ぼうよ」と
男のコは嬉しそうに
「うん、遊ぼう」と
笑って返す
夕焼放送が鳴って
私が帰ろうとすると
男のコが引き止めて
「また明日ね」と
言ってくれた
それを聞いた私は
嬉しくなって
「うん、また明日」と
笑って返す
次の日同じ公園に
あの男のコが
砂場にいて
「来てくれたんだね」と
笑って声をかけてくれた
それを聞いた私は
嬉しくて
「うん、来たよ」と
笑って返す
男のコと遊ぶように
なってから
６年が経つ
彼は２年の終わりの日
私に悲しく問いかけた
「ぼくが居なくなったら・・・」
そこまで言われて
私は悟った
「うん、お引越しするんだね」
悲しく私も返す
「中学に入学したら・・・」
男のコがそこまで言うから
私は 悲しく笑って
「中学生になったら・・・」
そこまで言った
その後二人で
『また、遊ぼうね。約束だよ』と
強く指きりした
男のコとの最後の一時
中学生までの一時
私は泣きたくなったけど
最後だから
泣かないと決めたんだ
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