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心のベクトル
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| 作詞 有栖 |
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悲しいけれど微かな想いは未だ多く
『羨ましい・・・』って
人の才ばかりに気を取られ
心のベクトルは今日だって捻じれたままだ
遠く、遠く白熱灯の光の束が微かに見える 見える
今いる世界
僕しか笑えない・・・。この空間の狭さ
口元の歪んだ君の笑顔の写真で
トラウマの鮮度を保ってる
戸の隙間から吹き込んでくる風と怠情
どちらも生暖かいんだな
思い出してもゾッとさせる君の冷たい笑顔
胸の内側から吹き抜ける風
どちらも重い・・・
満身創痍の心の音
君に届くだろうか？
この想いは聴こえるだろうか？
いつだって心のベクトルは捻じれたままだ
朝の光が射した寝不足の壊れ顔
戸の隙間から吹き込んでくる風と怠情
どちらも生暖かいんだな
今もゾッとさせる君の冷たい笑顔
そして胸の内側から吹き抜ける風
どちらも重い・・・
だけど大切な想い
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