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Hands
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作詞 咲良 |
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大切なものを失くした瞬間(とき)から
空っぽの手には 不確かな温もりだけで
それが私の体温だったのも忘れてた
降る雪よ 降る雪よ 降る雪よ
答えて 私はまだ此処に居るの?
降る雪よ 降る雪よ 降る雪よ
溶けてく 崩れた結晶が教えた
晴れた空を乞う手を取ってくれたのは
誰でもない あなたでした
強く握り返して離さなかったのは
誰でもない 私の手
――――もう離れないで
私がどれくらいに強く想ったなら
揺らがないもの 手にできるのでしょうか
私だけ想うだけじゃ無理なのでしょうか
降る雪よ 降る雪よ 降る雪よ
教えて 何がそれを繋ぎ止める?
降る雪よ 降る雪よ 降る雪よ
近付く 距離と体温が教えた
冷めた空に小さな灯が点って
包み込んだ 暖かさに
強く抱き締めて離さなかったのは
誰でもない あなたの手
――――もう離さないで
晴れた空を乞う手を取ってくれたのは
誰でもない あなたでした
――――誰でもない あなたでした
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