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S.S
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作詞 cyan |
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“サイダーの匂いがする”
風になびいた私の髪をつかんで
鼻の悪い私にはキミと同じようには感じられなかった
“よく飲んでるね、そのサイダー”
そう尋ねたガラス越しの
泡の先の向こうにキミに
私の髪をまたつかんで
気障に香りかいでた
バブルが弾けた
一つ一つの音が小さな音から
だんだん大きな音になっていく
洗う度に髪についた
泡をよく見たりする
不思議ね空気を含んだ泡達が
寄せ合い大きなカタマリになっていく
外に出かけた時突然の風
私の髪 なぞる様に
木々を揺らした 使い切ったシャンプー
また キミが好きなヤツを
買いに行こう・・・
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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