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狂い咲く雪
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作詞 百合香 |
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懐かしい声 聞きたくて
受話器を握り締めたまま
最後のひとつが押せずにいるボタン
季節はもう冬へと歩みを早めて
優しい瞳 何処へいったんだろう
涙はもう枯れてしまって
貴方の想いさえももう散ってしまった
乾いた指先が辿るものは 確かに泡沫を見つめていた
抱き締めた夢を 漂う雪に馳せ
「あなたのもとへ・・・」と
叶う筈もない想い 祈り捧げ 蔑むその姿を見て
あなたは愚かだと言うのでしょうか
時々 貴方に夢で逢う
空想の中で想われる事ほど 見苦しい事などない
愛した貴方が想う者はと 静かに瞳を閉じてみた
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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