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溜息の旅人
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作詞 A tourist of a sign |
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また 聴こえてくる 溜息が ひとつ ふたつ
行き場をなくして 風にまぎれるように さまよっている
何か 上手くいかない 日々が ひとつ ふたつ
どんどん重なっていって 風にすらも 逆らって 歩いている
そんな哀しそうな眼をして いったい何を見ていくの?
君の本当の声は そんな はき捨てたようなモンじゃないだろう?
そうだ 今から僕と旅に出よう
なぁに そんな 大層な事じゃないよ
何処にでもある日のあたる場所で
当たり前の幸せ 見つけるんだ
今から僕と旅に出よう
なぁに そんな 身支度なんかいらないよ
すこしの希望を かばんに詰めて
何処にでもある幸せ 見つけるんだ
また 増えていく 小さな傷が ひとつ ふたつ
治している暇もなくて 風があたって すこしだけ 染みるなぁ
何か 伝えきれない 想いが ひとつ ふたつ
どんどん積もって いっそ 風とともに どっかへ 流れてしまえば
そんなからっぽの掌で いったい何を掴むんだい?
君の本当の声で ほら 叫んでごらん 世界の片隅にまで
そうだ そしたら僕と旅に出よう
なぁに そんな 難しい事じゃないよ
少しでも前に踏み出せるなら
その一歩を 勇気に変えて
そしたら 僕と旅に出よう
なぁに こんな すばらしい事はないよ?
君のためにイマがあるから
どんな時だって 無駄なんかじゃない
もし 君がこぼした息に 音がついた その時は
それが 溜息だったとしても
すぐに 笑い声に変えてやる
だから 君は そのままの君で!!
いつか もう一度僕と旅に出よう
もうすぐ 僕との旅も終わるから
世界の中心の この場所なら
当たり前の幸せ 見つけれるだろう?
今から 君は旅に出る
たった 一人でも もう 進めるだろう?
僕との時間も かばんの奥に詰めておいて
たった一人の君しか できない旅へ・・・・・
いつか もう一度辛くなったとき
溜息の前に 僕を呼んでよ
すぐに駆けつけてやるから
その時は 一緒に笑いあおうよ。
それじゃあ、 いってらっしゃい。
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