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| 作詞 虹紫 |
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それは幼い頃の約束
あなたと交わした大切な約束
今でも憶えているだろうか
そこは名も無き場所
約束を果たすための大切な場所
今でも変わらないだろうか
時は過ぎ去り
いくつもの出会いと別れもまた通り過ぎる
そして僕は気づいてしまう
あなたの笑顔とあの場所が色褪せていることに
だから僕は描く
あの場所を忘れないように
そして僕は果たす
あなたの笑顔を再び見るために
あの約束を
今でもあなたは憶えているだろうか
そこは特別な場所
あなたと再会を誓った場所
今でも変わらないだろうか
時は過ぎ去り
でもあの場所は鮮明に浮かび上がる
そして僕は気づいてしまう
あなたの顔とその表情が描けなくなっていることに
だけど僕は描く
あなたを思い出すために
そして僕は果たす
僕自身も再び笑えるように
でも
あの約束をはたして僕は憶えているのか?
時は過ぎ去り
あなたとの約束を果たす時が近づく
そして僕はやっと気づいた
あなたの顔を思い描けないのは
時が流れて忘れてしまったからじゃない
出会って別れた時のままじゃなく
変わってしまったかもしれないあなたへの
僕の中に巣くった不安や恐れの類
それらが邪魔をしていたからだったんだ
約束の時は近づく
けれど僕はもう迷わないことにした
なぜなら僕はやっと気づいた
僕がどんなに変わろうと
あなたがどんなに変わろうと
約束は今も生き続けている
だから僕は進む
約束された場所へ
そして僕はあなたを抱き締める
それがあなたとの約束
招かれるように
誘われるように
引きつけられるように
あなたの元へと近づく
僕はあなたと共に新たな未来を生み出す
その未来の中で
僕らはこの古き約束を思い描くのだろう
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