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猫の居た日
作詞 areki
これは私のセピアの記憶
フィルムのような映像
あの日確かに感じた恐怖
彼女の笑い声

見知ったはずの道も 知らぬ顔を見せる午後五時
あの角を一つ曲がれば…どの角を曲がれば?
幼かった私は もう一つの町に飲み込まれ

生垣 抱月 揺れる風鈴
風の音 彼女の声
返り見た路地の虚
記憶はここで途切れる

これは私のセピアの記憶
フィルムのような映像
あの日確かに感じた恐怖
見てはいけないもの

うまく思い出せないのに
ずっと忘れられない
あの時私は何を見た?
彼女の笑顔は何故?
綺麗すぎた私は
クサイモノニフタヲシタ…

水差し サンダル 蝉の鳴き声
細い指 彼女の声
逃げてゆく命の感触
視界は赤く染まる

これは私のセピアの記憶
フィルムのような映像
彼女の熱を奪ったのは
紛れもない私自身

あの日確かに感じた恐怖
私の笑い声

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歌詞タイトル 猫の居た日
公開日 2004/05/03
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カテゴリ
コメント 夏のホラー風味。日本情緒を意識しました。
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