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GLANCE
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作詞 いよかん |
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追いかけたあの日の
温もりを心に抱いたまま
初夏の香りを散らして
裸足で歩き出す
気付かなかった
この傷の痛み
忘れたと思ってたのに
揺れた髪の感触は
まだ消えない
振り返るとそこに君がいて
笑うと笑い返してくれた
どのくらい時が過ぎて
何度後ろを振り返ったことだろう
誰もいないことは
知っているのだけれど
あのシャボン玉のように
手のとどかない君
指で触れれば
はじけてしまいそうで
いくつもの涙を流し
夜にとけていった煌きは
星になって
輝いている
心の痛みも伝えられずに
知らないまま終わることが多かった
繰り返す悲しみは
感覚が薄れて
もう何も感じない
振り返るとそこに君がいて
笑うと笑い返してくれた
どのくらい時が過ぎて
何度後ろを振り返ったことだろう
誰もいないことは
知っているのだけれど
忘れたくなかった
もっとずっと一緒にいたかった
分かってなかったのは
私のほうだったね
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