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独占欲
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作詞 杏菜 |
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あたしだけを見ていて。
あたしだけを思っていて。
じゃなきゃあたし、
あなたのことを見失いそうになる。
我侭なあたしを好きだと言うわ。
それならどこまで許してくれるの、
勝手気侭な行動を。
「あなたの気を引くため」と
そう言ってしまえればいいけれど、
それさえ正直に伝えることすらままならないのよ。
そんなあたしを、
あなたは好きだと言ってくれるのですか?
あたしだけに笑っていて。
あたしだけに話しかけていて。
じゃなきゃあたし、
あなたのことを突き放したくなる。
強がりなとこも好きだと言うわ。
それが嘘じゃないのなら、
あたしは迷わずあなたの手をとれるのに。
強がるだけじゃ何ひとつ得られなくて、
「ときに甘えることも必要だ」と、
そう言ってくれたのはあなただけだったのに。
交わす言葉もみつからないまま、
あたしに背を向けるの?
つまんない嘘なんか吐かないで。
あたしだけを愛してくれるんじゃないの?
それさえ嘘だと言うのなら、
あたし、あなたへの想いを捨てるから。
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