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傷と写真と君と
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作詞 なちゅめ |
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古ぼけた僕のバッグに
いつも君は探りを入れた
「何にもありゃしないよ」
聞かないふりの横顔
満足そうな様子で笑いかけるその唇に
あの季節を想う歌う笑う愛した
君との最後の傷跡を
残しておいた唯一の写真
切り刻むのは案外
簡単だったよだけど細かくは
シュレッダーの様には
まだできない僕がいる
古ぼけた僕のバッグに
いつもしのばせている封筒
「さよならはいえない」
懐かしい君の文字
どうして捨てきれずにいるのかわからない
あの日々を想う歌う笑う愛した
君との最後の傷跡を
残しておいた唯一の思い出
切り刻むのに案外
時間はかからなかったけど
プレッシャーを抱えて
まだ焼ききれない僕がいる
ハート型のライター君のために買った
まさかあるとは思ってなかった
さぁ君を燃やしにいこうか
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