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dawn
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作詞 AZ |
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星往きて 鐘四つ
静まり返る部屋は あたしひとり
薄暗さに溶けて沈む溜息
朝方のひぐらしがしきりに鳴いている。
さあ 起きて
行かなくてはなりません
その先に待つものが絶望だとしても
わたしを待つものが其処にいる限り
弱さ怯えをかなぐり捨てて
強く輝く夜明けを見つめるのです。
月沈み 鐘五つ
茜色に染まる空 雲間を裂き
ほの明るさに目蓋を開く目
明け方の烏がしきりに叫んでいる。
さあ 起きて
行かなくてはなりません
その先に待つものが哀しみだとしても
あたしを望むものが其処にいる限り
怖さ嘆きをかなぐり捨てて
強く輝く夜明けを見つめるのです
怖がらなくてもいいよ
どんなに深い闇でも
どんなに暗い夜でも
明けない夜などないのだから。
夜が明けて 鐘七つ
さざめき出す 人の声
騒がしさの戻る煩い街並み
はぐれた子供がしきりに泣いている
さあ 行きましょう
今日も強く生きましょう
歩み行くその先が見えない道だとしても
あたしを待つ全てのものに立ち会う為に
強く輝く夜明けを見つめるのです
強く輝く夜明けを見つめるのです
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