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春の奇跡
作詞 千笑
朝の光に耀いている 一面の雪景色
何の跡もない雪のじゅうたんに
私は足跡をつける勇気がなかった

 雪解けのつららの雫
 だらしない雪だるまの顔
 久しぶりに照りつける太陽の
 光をいっぱい受けている雪

 いつだったかあなたは言った
 「雪の足跡は芸術のひとつだ」
 その言葉に私は笑った
 あなたらしくなくておかしかった

 どしどし足跡をつけるあなた
 私の足跡よりもずっと大きかったね
 今の私 足跡をつける勇気なんてない

あなたは一筋の足跡をつけたまま
ある日突然いなくなった
足跡をたどることもできたのに
私は涙を流すことしかしなかった

いつの日か足跡も消えて
暖かい春がやってきた
あなたは両手いっぱいの花を持って
私を迎えにきてくれた
あなたが戻ってきてくれること
信じてたよ――――

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歌詞タイトル 春の奇跡
公開日 2002/11/20
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コメント 随分早い春の詞ですね。っていうか、本当は冬の詞にしたかったんですけどね。春が出てくるのは最後だけです。。
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