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眠れるラプンツェル
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作詞 唯川 湊 |
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孤独の森にそびえ立つ
高い高い緑の塔
私は一人あなたを待っている
ここにあるのは小さな窓
逃げ出す事も出来ず
灰色の空を見つめるだけ
差し込む日差しは心地よく
誰もこの眠りを妨げない
あなたの帰りを待つというのは
一人の朝をいくつも迎えるだけ
別に寂しくなんか ない
見えてても見えないフリをして
あなたを許そうとしていた
離れていく心をつなぎとめたくて
その手をきつく握りしめすぎていた
ここにある小さな窓から
迷い込んだ小鳥
その歌声で何かに気づく
差し込む日差しは心地よく
誰もこの眠りを妨げない
あなたの帰りを待つだけが
私の唯一の楽しみだとしても
別に寂しくなんか ない
聞こえても聞こえないフリをして
あなたを許そうとしていた
離れていく心をつなぎとめたくて
その手をきつく握りしめすぎていた
孤独の森に建つこの塔から
私は逃げ出す事ができないと
そう 思っていたけど
本当は私が その鍵を持っていた
看守はあなたじゃなかったの
看守は私自身だったの
見えてても見えないフリをして
あなたを許そうとしていた
聞こえても聞こえないフリをして
あなたを許そうとしていた
離れていく心をつなぎとめたくて
その手をきつく握りしめすぎていた
私はあなたが痛がってることに
気づいていたけど知らないフリをしていた
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