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VOICE
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作詞 豚平 |
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先走る時間に戸惑うことなく
スクランブルを渡る人
ささいな行き違いをつなぐ事より
誰もを追い越し何かに急ぐ
静かにこぼれた涙の波紋
断ち切るように
大事な音を消してく毎日
何処で叫んでも 此処で叫んでも
心の声まで失いそうさ
小さく閉じた手の平がゆっくり力をなくすように
「忘れないで」
あの日ささやくように言った君の声が
光より速く心を駆けるよ
「もう一度」
明日に迷うこの宇宙(そら)の下
答えはまだ見えないVOICEになって
消えかけた記憶を取り戻す事より
無謀なパズル作り上げていく
こぼれたピースも無理にはめ込み
ゆがんだフレーム 気づきもせずに
手の平すくい上げた金色の砂が
その場で錆びる
本当の物を失う毎日
昨日叫んでも 今日叫んでも
今の声さえむなしく響く
風に消された口笛が大事な人に届かぬように
「忘れないで」
あの日ささやくように言った君の声が
光より速く心を駆けるよ
「かならず」
薄れかけてく記憶の中で
感覚だけに語るVOICEになって
「忘れないで」
あの日ささやくように言った君の声が
光より速く心を駆けるよ
「もう一度」
明日に迷うこの宇宙(そら)の下
僕を突き動かすVOICEになって
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