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深爪
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作詞 光陰 |
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いつも
いつも
昼休みは
このクラスにくるね
いつの間にか
目で追うようになった
でも、
君は友達の好きな人
もどかしいこの気持ちに
伝えられないはがゆさに
しばらく切ってもいない
あたしの爪は
想えば想うほど
欠けていく
昨日塗った
ばれないような
ささいなピンクのマニキュアは
ちょっと塩辛い味がした
ごめんね
好きなの
ごめんね
諦められないよ
こんなつもりじゃなかったの
あなたももちろん
大切なの
あたしの友達
悴んだ爪先は
少し背伸びした
あたしを強く叱る
もぅ少し
大人なら
大人なら・・・
そぅ考えても
あたしは子供だね
自分のことしか考えちゃいない
ダメだよ
この気持ちは隠せそぅもないよ
頑張ってみたけど・・・
君が好き
明日思い切って
あの子に伝えてみよう
なんて言うのかな?
怒るかな?
怒るよね
泣くかな?
泣くよね
重ね塗りしたマニキュアは
昔を隠すイロ
隠せないものが
ボロボロと
音を立てて
見えてくる
明日こそ
正直なあたしでいよう
これがあたしの友情だから
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