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毎晩毎夜
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作詞 カオリ |
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思い切り吸い込んだ息は吐くことができない
苦しくて喉が痛くて
何度も寝返りうってその度に考えて
枕を君だと思ってきつく抱いて抱きしめて
確認するけど鳴りはしない携帯
嫌気がさして投げつけたって結局は拾い上げて
睫毛は濡れてあたしの気持ちみたいに下がって
何度こすったって現れる君がとっても鬱陶しい
大嫌いなんて100万回心で唱えたって
君が欲しくて欲しくて恋しいよ
毎晩こんな調子じゃそのうちあたしは灰になる
燃え尽きる前にもう一度君も燃え上がって
暗い闇に浮かぶ欠けた月
必要以上に明るくて
広い地図に記される絵
知ってるのは君と見たものだけ
一直線の道路はいずれは分かれ道だなんて
知るはずもなくて歩き続けて
大好きなんて100万回叫んだって
開きはしない閉ざされた心
呪文は何なの教えて君
恋しくて恋しくて愛しくて
両手を繋いで放さないなんて言ったって
もう今は振りほどくのよね
居心地のいい膝の上で優しくこぼれる言葉達
もう今じゃただ心に残るお荷物
繋がれた手は冷え切ってたり
冷たい床で温もり探してたり
君が欲しくて恋しくて愛しくてたまらない毎晩毎夜
でも忘れるなんて無理だから
思うことだけ許して君
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