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爪痕
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作詞 Misa |
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息をするのを忘れる程 夢中になってた
時間はいつも同じ速度で過ぎてくから
置いてかれない様に
無駄にしない様に 必死だった
伸ばした爪 それはね
少しでもあなたを触りたいと思ったから
…馬鹿だった
届いたけれど 触れたのは爪だけ
印を付ける様に 紅く咲いた
一筋の爪痕
掴んだ空気 浮かぶ腕
小さな溜め息 逃げる幸せ だから何?
ふてくされた様に 吐き捨てるあたしにも
時間は容赦ない
ついてけなくなる前に 走り出す
「待って」とは言いたくない
可愛くない女かも知んないけれど
…愚か(ばか)だった
追いついたけれど 触れなかったのは
あの時付けた印 紅く咲いた
一筋の爪痕
掴めなかった
…怖くて
触りたいと思ったのは純粋な想い
印を付けたのは あたしのだって
他の誰にもあげない、って思ったから
ホントは可愛いって思って欲しい
怖いと思ったのは…
嫌われたくないって思った
ただの自分勝手なあたし
…ばかだった
届いたけれど 触れたのは爪だけ
印を付ける様に 紅く咲いた
一筋の爪痕
掴んだ空気 浮かぶ腕
それを掴もうとする
爪痕付いた あなたの腕
「紅く咲いたのは 爪痕だけでなく…」
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