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この場所
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| 作詞 里穂 |
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うさぎおいし かのやま
あの山はどこまで続くのだろう
空にまで届く 遠くへと
美しい夕日が 沈んでいく
キラキラ輝くその瞬間 まるでここにはいないみたい
意識は彼方へと 飛んでゆきます
昔、のぼった、無花果の木に
どこまでもどこまでも 川沿いに歩いた
本当は、好きだったあの子の笑い声
遠くから聞こえてきました
こぶな つりし かのかわ
離れても、離れても
何年経っても
ここが私の心の原点で
ラジオをつけっぱなしたまま
二匹の犬にひっぱられている おじいさん
微笑み交わして すれ違って
振り返れば もう誰もいない
ラジオも 聞こえない
静かでとても安らかで
それでいて 心の奥底から安心を沸きあがらせる
安心が鼓動と響きあう
不安も薄れてゆくのです
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