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偽りの青い星
作詞 羅刹
誰もいない空気さえも寝静まった放課後の教室
鍵をかけ忘れた禁断の小部屋理化準備室
暗い闇の中月光に照らされて見えるは少女
短めのスカートゆらしワルツを踊ってる

指にからむは白く細すぎた骨
表情のない仮面のようなスカルに口寄せて

Ah 今宵も恋してる満月が降り注ぐ
蝙蝠の影が妖しく消え隠れ
時折吹きすさぶ寒い北風に
髪を靡かせ不気味な笑みで自嘲する

鼻にかかるようなツンとした匂いの元は
落ちて割れて砕け散った薬品瓶のせいさ
時代遅れ気味な重さを量る天秤は
人体模型の掌の中で彷徨う

劇薬とかかれたラベルさえも
誘ってるように見えはじめ

Ah 木々が葉を鳴らして恐怖を助長して
変わらないのは少女の足取りだけで
刻々(こくこく)時刻む秒針の音の数に
比例するように月は堕ちていくだけなのか

Ah 化石が覚醒し街中に溢れてく
幾億の呼吸の中にまざってく
小さな球体は地球を模したもの
偽りの青い星胸の中に抱いて

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 偽りの青い星
公開日 2002/06/24
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コメント 夜中の理科室で遊んでみたいなぁと思いつつ書きました。
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