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過ぎ去ったジカン。
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作詞 美遊。 |
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フタリで過ごしたジカンは 瞬く間にすぎ
まるで 夢でも見ていたかのような
ぼんやりとした想い出だけが
アタシの思考回路を 支配するのです
フタリの距離 どうにも出来ない苛立ち
アナタが乗った電車を見送ったアト
頬つたう涙に 驚きながら
手を握れない左手が 何だか淋しいのです
フタリで歩いた町並み 路地裏
アナタが発した何気ないコトバが
別れたアトも ずっと耳の奥で響いて
やるせないキモチで ヒトリの夜を過ごすのです
フタリのキモチを代弁する雨 温かく
アタシのココロに 染み渡るけれど
唯一 アタシを哀しくさせたのは
アナタのぬくもりまで 洗い落とされたコトです
アタシの服から アナタの移り香が消え
アタシの手から アナタの感触が消え
そうして トキは残酷に過ぎていき
また 普通のナニもナイ生活に 慣れてしまうのです
アナタがイナイコトを 普通だと想いたくナイけど
そう想わないと 今は 呼吸さえも出来ません
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