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独占欲
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作詞 羅刹 |
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汚れた唇拭って 睨み付ける視線が痛い
ハッピーエンドが来ない事は 誰より僕が知ってたのに
自覚症状さえも薄れてきて 現実から目を背けていた
邪魔するような大音量 鳴り止まない電話がうるさい
愛しい君 君は何故
何故僕を 僕を愛せない?
その理由は 理由はきっと
きっとアイツの アイツのせい
僕が憎いと叫んでいる 愛せはしないと訴えてる
まるで助けを乞うように 電話を手にする仕草がそう
許せなくなってしまっていたよ その手を掴んで離せない
自由を奪って 離さない
汚いものに触れたように 拒絶反応を起こすように
僕の手を振り払いながら 嫌いだと大声で連呼する
ディスプレイに表示されている アイツの名前を泣きながら
呼び続けている現実と 鳴り止まない電話がうるさい
僕のもの 手に入れて
独り占め していたいから
細い首 締め上げて
今度こそ僕の 僕のものに・・・
窓の外には落ちる夕日 二人きりの赤い教室
紅の乾ききった空気に 着信音だけ響いている
涙を浮かべる君の瞳 脅えて恐怖を見つめていた
それでも最後の最後まで アイツの名前を呼んでいた
憎いアイツの 名を呼んでた
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