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棘。
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作詞 妃冷 |
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いつだったか君は言ってたね
「棘は傷つけるためにあるんじゃない
守るためにあるんだ」と
だとしたら そうだとしたら
僕の心にささった棘は
何を守るためにあるのでしょうか?
それはきっと 君の言葉であったり
笑顔であったり 嘘であったり
そして痛みであったりした
守りたいものがあって
それを守るために棘があるのなら
君を痛みから守りたい
二度と傷つかずにすむように
いつだったか僕は言ったんだ
「棘でも守れないものが
あるならどうすればいいの?」と
棘でも守りきれずに
壊れてしまったものは
棘となり 心にささるのでしょうか?
それはきっと 君の癒えない疵であり
悲しみであり 辛さであり
そして苦しみであったりした
守れなかったもののために
僕は何をすればいい?
君に幸せをあげたい
二度と悲しまずにすむように・・・
どうか どうか君の心にささった
無数の痛みの証の棘が
いつか いつか癒えますように
そのためになら
僕の棘は幸せの証になる
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