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曖昧ナ純粋
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作詞 宙 |
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あたしは方翼の蝶
あたしの羽を むしったのは「あの人」
「あの人」は あたしを愛しすぎたあまり
逃がしたくなくて「あの人」が
自分であたしの羽を持っている
あたしは 恨んでなんかいないよ?
むしろ 喜んでる
かつてあたしを愛した人の中で
こんなことをしてくれたのは
「あの人」だけだから
だけどね?
それは頭の中での話で
ココロは全然そうじゃない
−言葉では表せないほど憎んでる
体では表すことのできないほど恨んでる−
だってあたしはこの世で「あの人」が
『天使』のことが一番嫌いなんだもの
キレイな笑顔で近づき
そのキレイな笑顔で なんでもしてしまう
その笑顔の裏には とんでもない欲望・・・
黒が白に汚されてしまう事はめったにない
黒がとても強いから
でも
白が黒に汚されるのはとても簡単
白がとても弱いから
天使がとんでもない怪物に化けるのは
簡単なこと
ほら 今の「あの人」のように
だから あたしは天使が
一番嫌いなの
なんて顔で近づいてくるのかしら・・・
もう決してだれも騙されないように
今のあたしのようにさ?
この世界では
ただ純粋なだけじゃ生きていけない
深く純粋なら汚れる事はないだろうけど
曖昧な純粋はすぐに汚れてしまう
あたしは曖昧だったから汚されてしまった
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