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透明な声
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作詞 小本麻衣 |
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君が笑って 僕の頬を撫でる
マリアみたいに慈愛に満ちた仕草に
湧き上がる不安
本当はもう気付いてるの?
果てしない 虚無を見たかのような絶望
グルグル渦を巻くように 僕を覆うこと
だったら離れてよ 届かない所に行って 早く
君を冒してしまいそう 胸の中の毒は
ねぇなんで?
声に出せない言葉を
「聴いたよ」というかのように頷く?
瞳だけで微笑む事ができる 優しき人よ
君を穢したくないのだ
例え全てを包んでくれるとしても
それによって救われる心があるとしても
運命の二人でも 赤い糸を切れば
離れられるかもしれないから
ねぇ早く
声にはならない言葉も君には届くだろう?
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