|
|
|
僕の場所
|
作詞 弓束 |
|
誰にも踏みこめない場所があった
そこはほんの何畳かでした
それでもぼくには大き過ぎるくらい
でも他の人は踏みこめないよ
ぼくの場所がこんなに小さいのはぼくが人を嫌うから
ぼくは野良猫。人には憑かない憑けない人を嫌うからさ
見えるでしょうあなたのトコロ、からも
でも…見えないこと装っている
こんなに大声でうた歌っているのに
誰一人として耳もかさない
ぼくの歌声が聞こえないのは守られているから。場所に
誰のものにもなることのない歌が今日も響いています
誰にも気付かれず今日もまたぼくは独りどこかへ向かう
西も東も北も南もあてもなくさすらいつづけます
ぼくをみつけたら見て見ぬふりをするのがあなたのためでしょ
なのにあなたときたらぼくを見つけて声をかけてくれたんだ…
うれしくって…悲しい歌を忘れることがやっとできました
今日からぼくも幸せになれる歌を歌うことができる
ぼくの場所はもういらないこんな囲いはもういらないんだ…
西も東も北も…南も知らなくていいんだろうね
ぼくの場所にはきみがいてきみの場所にぼくがいるからさ
|
|
|