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花火は嫌い。
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作詞 ECO* |
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8月の終わり頃に
僕の近くの砂利道の海に花火が上がるんだ。
振動で家の窓が揺れる
窓から見てると上がった後遅れて音がする。
だから花火は嫌い。
大きな音が大嫌い。
音が駄目で開く瞬間も駄目
よく珍しいねとか変わってるねって言われた。
綺麗以前に怖いと思った
上がったら家から一歩も出れないでいるんだ。
だから花火は嫌い。
あの瞬間が大嫌い。
だから誰かと一緒に見たことがないんだ。
毎年、今年こそはと思うんだ・・・
だけどドアを開けると大きな音がするんだ。
怖くて 怖くて
だから毎年あの夏の花火の季節が嫌いなんだ。
でもね、今年最後の夏に
今年こそは見に行こうって決心しかけた。
だけど、怖くて怖くて
上がる前に何度も帰ろうと思ったんだ。
一生懸命、みんなは
腕ずくで引き止めて花火が上がるまで待った。
―――――――――――――――
上がっては消えまた上がっては消えた
ビックリして腰抜かしちゃったけど
初めて見た 初めて思った
凄い 綺麗
驚きが上がる音に変わる感動して止まなかった。
大嫌いだった花火が見えた夜
最初で最後の夏の夜だったんだ。
だから今日の0時丁度に上がる
年越しの花火も見に行こうと思うんだ。
ありがとう今年最後の花火
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