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ぽつん。
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作詞 美遊。 |
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駅から溢れ出す ヒトの波
流されるまま あてもなく彷徨う
気付けば 周りにヒトもなく
急に 現実に引き戻される
さっきまで 触れ合っていた肩
ぶつかる鞄の 硬い感触
そんなモノでさえも 恋しくて
肌を撫でる 秋風の冷たさだけ実感し
ふいに 寂しさがココロの中 支配する
ヒトリだというコトが 怖くなる
ぽつん。
ジブンの生きる意味 見失ったトキ
ダレのコトバも キミのコトバでさえも
ココロ すり抜けて行く
仮面を被ったままの 笑い話
聴いて欲しいのに クチから出ないもどかしさ
ぶつかる前に 諦めてしまったアタシ
そんなモノ全て ナンだか馬鹿馬鹿しくて
空見上げたトキ 月明かりの空から一滴
アタシのココロ 見透かした様な 雨
止めどなく 頬を伝う雨の滴
ぽつん。
ヒトリで頑張ってた 来る日も来る日も
ダレに頼るでもなく 虚勢張って
騙されるコトに怯え ジブンを開放デキず
上辺だけの付き合い 毎日繰り返した
理解して貰うコトに 諦めたアタシは
キミの存在も コトバも ずっと疑ってた
そんなアタシを 包み込んでくれたキミ
ヒトに寄りかかるコト 教えてくれたキミ
欲しかった場所 見つけたコトに涙
ヒトリじゃナイコト やっと実感デキたトキ
ぽつん。
ぽつん。
ココロに染み入る 暖かい水滴は
頑なに閉ざしてた扉 静かに開ける鍵
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