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『曇った空』
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作詞 瑠韻 |
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ベッドの中で目覚めた僕 貴方を捜す瞳
遠くで聞こえる雷鳴の音 恐れない貴方
此の部屋たったひとつの窓から曇った空を見つめて
僕の目の前に居る貴方 風が通り過ぎる
あの窓の向こう僕にさえ 気付かずひたすらに
此の部屋たったひとつの窓から曇った空を見つめていて
一体 貴方は其の瞳に何を映しているの?
こんなに近くに居る僕の言葉が届かない?
此の手を伸ばしても貴方を掴めない
こんなに近くに居る僕は何一つ出来ない?
想いを伝えたくても貴方に触れられない
籠の中の鳥じゃないから 飛んで行けるのに
心は何処か遠く離れ 僕の声届かなく
此の部屋たったひとつの窓から何かをただ見つめていて
一体 貴方は・・・
ふいに・・・貴方の瞳から零れる涙
そして・・・僕の心の闇に大きな波紋
溢れ出す・・・記憶が・・・溢れて・・・
The scene my vacant eyes accept was destroyed
I have been dead, leaving you alone
こんなに近くに居たはずの僕はもう戻れない
此の僕が貴方を悲しませたんだね
貴方は曇った空に僕を・・・
もう 此処には居れない 誰かが言う
もう 此処には居れない 消えていく身体
「僕も貴方を愛しているよ 今でもずっと」
届かない言葉は儚く消えた
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