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前代未聞のＭ大将
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| 作詞 さぶ☆らいむ |
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フロント係の軽いアフロの中年に
前払いで２万円
ビロードを表現しようとしてるね
ナイロンの赤いカーテン
石畳のつもりか
塩ビの歩きづらい床装飾
ドキドキしながら服を脱ぎ
いきなり怒声でおでむかえ
ヤァ！ おいらは関東一のＭ大将
おお、大将〜 なんつって
今日のおいらのご主人様は
通には知れてる味な方
ま、簡単に「ブタ！」なんていわないね
そんなのはトーシローのやっすい妄想さ
ロウソク？ ま、それはそれだけど
人間椅子？ 昭和初期ならいざしらず…
ヤァ！ おいらは本州一のＭ大将
あんたが大将！ なんつって
こんなおいらも世間にでれば
コンビニ店のオーナー店長
バイトの信頼だってそこそこさ
たいした稼ぎじゃないけどさ
宵越しのゼニゃ持たずに帰る
オレの知らないキャバクラはないもんな
夜の五反田 北千住
西城ひできにおごってやったことだって
あるんだぜ
養老の瀧のやきとりだけどな
ヤァ！ おいら深夜のＭ大将
おごるよ。。おごれば殴らないでくれる？
賞味１時間のカタルシス
光る汗、光る大空 みなぎる大地
ああ、オレは生きている
森は生きている
今のおいら、背中が侠（ｵﾄｺ）よ
なにかを成し遂げた！ って感じよ
運動会じゃ完全にお荷物だったオレだけど
この店の関係者にはちょっとした生ける伝説
例のアフロに追加の１万
ヤツの横目が決死行からの帰還を讃える
ヤァ！ おいらがウワサのＭ大将
オイ！そこのおまえ、ちょっとオレをなぶってみる？
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