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モンシロチョウとブランコ
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作詞 ナメクジ |
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本当は気付いていたよ嘘をついてることに
でも言い合いをするのはお互いに傷つく
分かってるから一緒にいると気まずい雰囲気が流れる
何も言わずに手を握れば その状況から脱出できたかもしれない
何度 試みようとしたか事か慌ててるのが顔に出てしまう
それが逆にいい意味でその場の空気を和ましていたんだろう
「二人で久しぶりに笑ったね」言われて初めて同感した
高い壁が崩れだした瞬間 曇り空が晴れて
太陽が二人を照らしていた
小さい記憶でしかない あの公園で遊んだ頃の事
確かに懐かしい感じがする その時目の前をモンシロチョウが
横切ってハッキリしたそこにはブランコが縦に揺れて
アイツと楽しく腰掛けていたなぁ
振り返ればあの日の面影が頭の中に残る感覚は?
思い出したくもない過去が重なり淋しさだけの一方通行
こういう夜は二人でいたい せっかく積もる話しもあるのに
やっと心が通い合えたと思うと 今度はスケジュールが合わない
イタズラな運命を少し恨む
一人がいいなんて思ってたけど
彼女の優しさに触れて気付く・・・
振り返ればあの日の面影と彼女の姿がダブって見えた
それが逆にいい意味で止まったままの足を一押して
勢いをつけてギュッと手を惹き抱きしめあった
二人の最後の夜だった
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