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LIKE THE ANGEL
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作詞 HARU |
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部屋の片隅の小さな小ビン
光ることのない
透明なガラスのその奥に
どれだけの想い出が秘めているのだろう
古ぼけたテープに録音された
大好きなこの曲
消えることのないその想いに
どれだけの記憶が残っているのだろう
真夏の風の静かさに
僕は今瞳(め)を閉じる
風を切って
雲を抜けて
君はどこへ行ってしまったの?
残る切なさ
跡の空しさ
僕の心を還してください――
部屋の片隅に転がる小ビン
光ることのない
覗き込んだその中には
きっと何も映りはしないだろう
真夏の夜の寂しさに
僕は今空を眺(み)る
海を越えて
今この地へ
君は舞い戻って来てくれるの?
僕の約束
君の小指の
あの温かさをもう一度ください――
真夏の空のこの下で
僕は今君と再会(あ)う
風を切って
雲を抜けて
君はどこへ行ってしまったの?
残る切なさ
跡の空しさ
僕の心を還してください――
空と雲と
風の中に
君は今此処に舞い降りてくる
白く儚い
翼を持った
僕にもその幸せをください――
僕のことを置いていかないで
君のことを愛しているんです
天使のような君が好きだから――
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