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HANABI
作詞 kaya
寒空をひとり見上げては また思い出す
ふたりで並んでしゃがんだ 真夏の夜を
「キレイだな」と言って 笑うその横顔も
今は 私のため息の中に消える

白い息の昇る空に 微かな星を見上げて
あの線香花火の光を 夜に浮かべた気になる

煙に霞んだ思い出の日が 蘇る
手に持つ光が ふたりの顔を照らしてた
何度も咽たけど それでも笑ってたよね
今は シャツから洗われた灰の匂い

雨上がりの空の下で 夏の星座を探した
あの線香花火の香りが 記憶の中に染み付く

言葉がなくても 共にいると感じられた
沈黙に 遠い祭りの音だけ響いた
冷たい夜の果て 思い出が波打つよ
今は 彼方に届くように歌おう

窓に映る冬の空に 静かな星を見上げて
あの線香花火の音だけ 耳に残して眠ろう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル HANABI
公開日 2003/11/04
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