|
 |
|
黒
|
| 作詞 平和の使者 |
|
今更 何があるのだろう
黒く染まった 白い布は その何倍もの労力によって元に戻る
黒く穢れた 蒼い星は もはや何色をも飲み込み 元の姿を消す
ただあるのは黒
この灰色の世界で 色は次第に色褪せていく
黒く 黒く 闇の中へ吸い込まれて
ブラックホールのように 美しいもの 醜いもの すべて消し去る
ただあるのは黒
自由も平等も 知らぬものには 希望の光
ただ 光は同時に影を生み出す 求めたものは ここには無い
光を浴びるものは気づかない 己の影に 闇があることを
ただあるのは黒
人類は この世のすべてを 知りたがる
外の世界も 内の世界も 過去も未来も そして今を
光の届かぬ深海も 前人未到の秘境にも 人がすべてを知ったとき
ただあるのは黒
|
|
|
