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少年
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| 作詞 KIYOTSUNE |
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少年は無力だった
それでも幸せだった
しかしある日少年の
世界は脆く崩れた
少年は裏切りに
初めて泪を流した
憎むよりも先に
恨めしく思った
『決して許さない』
理不尽な仕打ちをした
この世の秩序を
涸れぬ泪は何だといえよう
澄んだ瞳に悲しみが
清らかな心に闇が芽生える
怒りの炎を駆り立てて
己の正義を貫くために
憎しみの刃を握った
少年の心の中にあるものは
ただの哀しみでしかなかった
泪は涸れず絶えず流れる・・・
少年は救われたのだろうか
生きる力も 生きる術もないまま
その後の行方は誰も知らない
少年は世界の矛盾を殺した
けれど少年の心の中は
何も変わらなかった
残されたのは胸の痛みで・・・
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