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緋い君
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| 作詞 BLOODY MOON |
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もう痛みも感じない君は ただ月を仰いで
僕はそれでも君を見て ただ微笑んでいた
自分の事など分からない
鏡に映らない 存在しない僕なのに
「桜の花が見たい」と言った君は もう居なくて
窓から見える空は緋（あか）く
涙のように散る花びらが 淋しすぎて
グラスに溶けた もういない君は
あの時のまま 優しく微笑んで
底に沈んだ もういない君に
この花束を贈り終えた僕は もう･･･
「生まれ変わったら」なんて そんな事は言えない
この瞬間のために 君達は生きてるわけじゃない
グラスに映る もういない君は
この時のために 笑っていたのか
月に浮かんだ もういない君に
この口付けを贈り終えた僕は もう･･･
グラスに溶けた もういない君は
あの時のまま 優しく微笑んで
底に沈んだ もういない君に
この花束を贈り終えた僕は もう･･･
君はただ 儚く微笑み この僕を独りにした･･･
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