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朝、駅にて思う
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作詞 Z−WINE |
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俺 日々の糧を得る為の勤めを果たすべく
駅へ向かいし霧雨の早朝
白き静寂突き破る
ホームよりのアナウンス
うわ 又 飛び込みか
今月はこれで何件目だろう
まるで戦争みたいだ
この国は決して豊かになんてなってねえ
駅の中では浮浪者と化した老翁(ろうや)が
ぼろぼろのダンボール纏って
眠っているのか起きているのか眼を瞑ったまま
あなたの青春の日々を一度この目で見てみたいな
若かりし頃は輝いていたはずだ
どうしてこんなになっちまったのか
は 余計なお世話か
生きていくってやっぱ大変だよな
辛い事の方が多すぎるしよ
だからといって死んじまっても
天国で報われるとは思えないけど
そういや何かで読んだな
自分で命を絶つ奴は
地獄にしか行けないって
それが本当ならば
みんな地獄へ行こうとして
自殺してんのかなあ
って そんな事いちいち気にしてたって
しょうがねぇか
俺は生きていかなきゃ
まだまだ背負っていかなきゃならないもの
たくさんあるんだ
と、やべぇ もうこんな時間だ
会社に連絡入れなきゃ
ったく仕事溜まってんのによ
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