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納豆
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作詞 納豆 |
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こっそりリサーチした
彼の好きな食べ物は納豆
あたしの嫌いな食べ物は納豆
小さくショックを受けたあたし
スーパーで納豆を買ってみた
家でこっそり食べてみる
やっぱり好きじゃない
なんか、臭いとか、豆が…
だって納豆って豆、腐らしてんでしょ?
とか1人で自問自答
帰ってきた母親が
「あんた納豆食べたの?どうしたの。明日雨が降るんじゃない?」
臭いでまる分かりですか
「あたし、納豆食べれるようになるから!」
その日から毎日納豆食べた
だんだん食べれるようになった
そして、いつしか好きになっていた
すこし、彼に近づけた気がした
研修旅行の日
朝ごはんはバイキング
納豆がありました
手に取った女子はあたしだけ
そりゃそうだよね
臭いし粘つくし
そして何より男子に見られたくないよね
ねばねばと闘ってる姿
ねばねば口についてる姿
そんな時彼があたしの横を通った
「お前納豆好きなの?」
「え、う、うん!!好きだよ!!」
「俺も好き!気が合うなぁ」
って笑いながら納豆お替りしに行ってた
納豆持ってピースしてた
あたしはドキドキして顔真っ赤にしながら
「納豆万歳!!克服して良かった!!」
って心の中で叫んでた
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