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哀退
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作詞 天愛羅 |
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走っていた電車が 勢いよくとまった
そしてその電車は
まるではじめからなかったかのように
姿をけした
物音ひとつしない 線路の上に
取り残されてしまったあたしは
何処へ行けばいいのか
何処へ行かなければならないのかさえ
判らなかった
隣にいた君はもういない
想っていた君の姿はない
今ここに 何が残っている??
何のとりえもない 空っぽのあたしだけ
どうしても 止まらなければならない気がした
だけどそこに 何が待っていた?
走り続けていたほうがよかったのかもしれない
後悔など 何の意味もないけれど
あたしはきっと
適当に走りすぎた
ホラ 線路は曲がったまま
この先の 地図もない
哀退
きっとあたしは幸せすぎた
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