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北極星
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作詞 一途 |
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緑ステキに茂る 草原の中で
ゆっくり流す時 牛達のうたげ
誰も見向きしない まだらの一部
どれも同じようでも 上下はあるの
わたし、人より小さめで
色も薄めだから
あの北極星みたいになりたくて
いろいろなすべを探して来た
トントントンカラリッと遠回り
それでも見つからなかった
形もぱっとしない まだらの一人
言葉は喋れないけど 心はあるの
わたし、他人と近すぎで
酷く目立たないから
あの北極星みたいになりたくて
『かみさま』にお願いもして来た
トントントンカラリっと右下がり
なんにも変わらなかった
「自分があればそれでいいんだよ」
そんな言葉に嬉々した事もあったけど
やっぱり美しくありたいから
あの北極星みたいになりたくて
いろいろなすべを探して来た
トントントンある日の空回り
恥らって赤に変われた
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