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まほろば
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作詞 千壱 |
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夢以上の夢を見ている気がする
それが吉か凶か 解らないけれど
銀の鱗が光跳ね返して
深紅の彼岸花が一面に咲く
流れる風は この身を攫う
もう何も考えない 考えられない
喉は眠り 舌は溶けた
落ちぬ昼は 二つ目の陽の所為
踏み入れたら それが最期
終末(おわり)が在るなんて信じたくない
世界(そと)の事など頭にない
もう何も知らない 知りたくもない
只傷付きたくなかっただけなのに
現実を追って 辿った夢路
せめて此処では 涙流させないで
草木も眠る丑三つ時
枕に縋って 夢を見てる
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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