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カシオペヤ
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作詞 Kske |
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街も寝静まった 深夜の景色で二人
星を集めることが出来るような そんな気がしていた
空気が澄み切って 都会の喧騒も消えて
ここから見える全てのものが 僕らのもののようで
少し寒い、と 寄り添って手に触れた
ふっと息を吹きかけて 温もりが君に伝わるように
じゃれ合う二つの影が 幸せそうだった
君が肩に頭を乗せた 小さくつぶやきながら
「あのWの形をしたのが カシオペヤだよね」
「北極星を守るように その周りを廻るんだ」
「私たち二人みたい」
雲から顔を出す 月灯りが照らし出す
遠くは宇宙まで続くこの空 君と二人見てる
震える指で書く 宙に浮かべた「好き」の文字
通り抜ける風がさらっても 星が届けてくれる
揺れ動く木々 声がこだまに変わる
全てを覆う夜は 全ての光を生み出しながら
いつかの昔話を ここによみがえらせる
夜空にある星々のように 二人の距離は変わらない
「ほらまた一つ灯りが消えた」 それは星だった
「カシオペヤのすぐ近くに 北斗七星もあるよ」
「もうすぐ夜が明けるよ」
星を線で結んで星座を作るように
二つの心も糸で結ぶ
二人だけの星座を作ろう
君が肩に頭を乗せた 小さくつぶやきながら
「あのWの形をしたのが カシオペヤだよね」
「北極星を守るように その周りを廻るんだ」
「私たち二人みたい」
北斗七星とカシオペヤ 廻り続ける北の空
唯一動かない星と 揺るがない想い
「空が星を守るように 僕も君を守るんだ」
「よろしくお願いします」
With you under the starlight
With you under the moonlight
With you eternally
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