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懺悔
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作詞 鎖都 |
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『貴方に・・・・なら、』
殺されても良い、と。
莫迦なことを。
ふざけるな、
なら僕は、
「どうすれば、」
死んで欲しくない、と言えば
それは紛い物でしか無い、けれど。
「、今更」
遅い。
もう、殺してしまったよ。
ぷつり、と。
何の感触も無く、
肉を断つ感触も、
鉄の匂いも、
「何も、さ」
残っていないじゃないか。
ふざけるなふざけるなふざけるな。
それでもまだ、お前は。
「どうせなら、」
殺してくれれば、良かった。
『やはり・・貴方が・、』
嗚呼、また。
今日も、
耳障りな声が、
「僕を、」
責める。
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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